パソコンの操作
お久しぶりです。mipikoです。
最近覚えることが多く数日間もサボってしまいました…💦
まだまだ書くことはあるので再開していきます。
3.パソコンの操作
コンピュータの発達した現在において、パソコンを使いこなすことは必要不可欠なスキルと言えるでしょう。たとえば、顧客への提案資料を作成したり、上司への報告書を作成したり、インターネットを使って検索したりする場合など、日々の仕事の多くはパソコンと向き合う時間となります。
3.1ファイルシステム
多くのOSではデータを保存する仕組みとしてファイルやフォルダと呼ばれる仕組みを提供しています。このような仕組みをファイルシステムと呼びます。
ファイル
パソコンではデータを保存したり、読み込んだりする際にファイルと呼ばれる形式でデータを扱います。ファイルは他のファイルと区別するために名前を付けることができます。またファイル名には、ファイルの種類を示す拡張子を付与するのが一般的です。
代表的なものとして
- テキストファイル(.txt)
- HTMLファイル(.html)
- Excelファイル(.xlsx)
- Wordファイル(.docx)
- JPEG圧縮された画像ファイル(.jpg)
- PNG圧縮された画像ファイル(.png)
があります。
テキストファイルとバイナリファイル
コンピュータ上のすべてのファイルは、0と1の並びで定義されたデータとして管理されています。しかし、人間にとって0と1で構成されたデータをそのまま管理することは簡単ではありません。そこで、コンピュータは0と1で並んだデータを、人間が識別しやすいように文字や10進数の数字に置き換えて表示しています。このような人間が識別可能な形式のファイルをテキストファイルと呼びます。
テキストファイルはテキストエディタと呼ばれるソフトがあれば編集可能です。Windowsでは標準のテキストエディタとしてメモ帳がインストールされています。メモ帳を使えばテキストファイルを作成したり、編集したりすることができます。
一方で、画像ファイルや動画ファイルのようなデータは文字や数字に置換できません。このような形式のファイルはバイナリファイルと呼ばれます。バイナリファイルは、画像ファイルの場合は画像ビューワアプリケーションなどのように専用のアプリケーションで開く必要があります。
ITシステムの進化
mipikoです。
前の記事が長く、3日ほど経過してしまいました…(もう少し加筆します)。
続きを書いていきます。
2.ITシステムの進化
2.1 集中型システム
集中型システムとは大型汎用コンピュータなど高性能なコンピュータを中心としたシステムです。集中型システムの利用者は、専用の利用端末を大型汎用コンピュータに接続して操作します。
大型汎用コンピュータは、接続した端末を通じて操作します。端末自体には計算能力がなく、キーボードによる入力、ディスプレイへの出力のみ行います。必要な計算処理はすべて大型汎用コンピュータ上で実行します。
集中型システムのメリット
・システムのバージョンアップで運用管理、セキュリティー管理が容易である
デメリット
・障害発生時にシステム全体に影響がある
2.2 分散型システム
クライアント/サーバシステム
広義のクライアント/サーバシステムは処理を要求するクライアントと、要求を処理するサーバで構成される分散型のシステムです。開発の現場ではクラサバシステムなどと呼ばれます。
狭義のクライアント/サーバシステムは、利用者のパソコン上で動作数アプリケーションとリモートデータベースなどで構成されるシステムです。この場合、利用者のパソコンに事前にアプリケーションをインストールする必要があります。
クライアント/サーバシステムでは、必要な計算処理はクライアント端末上で行います。そして、ほかのクライアントと共有するデータをデータベースで管理します。
分散型システムのメリット
・障害発生時に、影響を局所的に留めやすい
・システムの機能拡張がしやすい
デメリット
・全体の運用管理やセキュリティー管理が 複雑化する
・セットアップ時やバージョンアップ時に手間がかかる
Webシステム
多くの場合においてWebシステムのクライアントはブラウザとなります。
最近のパソコンには標準でブラウザがインストールされているため、クライアント端末上にアプリケーションをインストールする必要はありません。ブラウザがあればWebシステムをすぐに利用できるのが特徴です。
Webシステムのメリット
・ブラウザがあれば利用できるため、幅広い端末で利用可能
・バージョンアップ時、クライアント側での作業はほとんど必要ない
デメリット
・ブラウザの種類やバージョンの違いによって挙動が変化する可能性がある
サーバの種類と役割
クライアントからの要素を処理するサーバには、その用途に応じて様々な種類があります。たとえば、ブラウザからの要求を処理するためのWebサーバやデータベースへの要求を処理するデータベースサーバ、メールの受信や送信を処理するメールサーバなどがあります。
サーバの種類
・Webサーバ:Webサイトの表示 (Apach、nginx、ITS)
・データベースサーバ:データの管理(Oracle、MySQL、PostgreSQL、SQLServer、DB2)
・メールサーバ:メールの送信、受信(Microsoft Exchange Server、Posfix)
ITの過去・現在・未来を見てみよう
mipikoです。
本日でオンライン研修は終了で、来月からOJT研修に移ります。
これから4月から学習したことを少しずつ載せていきます。
1.ITの過去と現在と未来
1.1 コンピュータの誕生(1940年代)
世界で最初に登場したコンピュータはABCと呼ばれるコンピュータ。
このコンピュータは、現在のような何でもできるコンピュータではなく、決められた計算処理を実行するだけの汎用性のないコンピュータでした。
コンピュータ名のABCとはAtanasoff Berry Computerの略で、アタノソフ氏、ベリー氏によって開発されたことが由来です。
同じころ、ENIACと呼ばれるもうひとつのコンピュータが誕生します。
ENIACはプログラムを組み替えることで様々な計算処理を行うことができました。
ENIACは現在のコンピュータの原型といえるでしょう。
1.2 過去のIT(1960-1999)
大型汎用コンピュータ
ABCコンピュータ、ENIACの登場後、コンピュータは少しずつ実用化されていきます。1960年代頃になると、大きなコンピュータを使って企業の基幹業務を処理する仕組みが整い始めます。このようなコンピュータは大型汎用コンピュータと呼ばれ、単純に汎用機と呼ばれたり、メインフレーム、ホストコンピュータなどと呼ばれたりすることもあります。
大型汎用コンピュータはその名の通り、大きなコンピュータで複数の処理を並行して行うことができるのが特徴です。また、複数のユーザーが同時に使用できるためタイムシェアリングシステムと表現されることもあります。
パソコンの登場
大型汎用コンピュータは高価なものであったため、利用できるのは一部の企業に限られていました。一般の企業がコンピュータを本格的に活用し始めるのは1980年代頃のパソコンの登場後になります。
パソコンはその名の通り個人用途に利用できるコンピュータです。この頃になるとコンピュータの小型化が進み、個人のデスクにパソコンを設置して利用できるようになりました。パソコンの利用者は計算処理や文書作成といった作業を自分のデスクで行えるようになったのです。
ただし、当時のパソコンは現在のような高機能なものではありませんでした。また、ネットワーク機能を持たないものがほとんどでした。
Windows95の登場
1990年代になるとWindows95というOSが登場します。OSとはコンピュータの内部で使用されるソフトウェアで、キーボードやマウス、ディスプレイといった様々なハードウェアを利用できるように管理します。マイクロソフト社の開発したWindows95は、使いやすいグラフィカルなユーザインタフェースが搭載されていたため爆発的に普及し始めます。また、Windows95はネットワーク機能も標準でサポートしていたため、当時のインターネットブームを加速していくことになります。
インターネットの登場
コンピュータが誕生した頃から、ネットワーク技術も進歩してきました。大型汎用コンピュータの時代には、一つの大きなコンピュータに回線を繋いで、複数の利用端末から操作することが可能でした。このような利用形態もネットワークの一つと言えるでしょう。しかし、この頃のネットワークは大型汎用コンピュータの開発ベンダーが独自のるーるでネットワークを構築していたのです。
コンピュータが小型化され、パソコンが普及するようになると、複数のパソコンの間を接続するネットワークが求められるようになります。そのため、これまでのようにパソコンの開発ベンダーごとに独自のルールでネットワークを構築するわけにいかなくなり、ネットワークの通信規格も基準化されるようになりました。
サーバの登場
ネットワークが整備されたことでサーバと呼ばれるコンピュータが登場するようになりました。サーバとは本来ソフトウェアの利用形態を意味する言葉で、クライアントからの要求を処理するソフトウェアを意味します。一方で開発の現場では、サーバという用語はコンピュータのハードウェアや筐体としての側面を指すこともあり、これらを区別するためにソフトウェアを意味するものを論理サーバ、ハードウェアを意味するものを物理サーバと呼び分けることがあります。
このようなサーバとよばれるコンピュータは常時稼働しているのが通常で、ネットワークを通じて命令を受け取って処理結果を返します。サーバには専用のディスプレイやキーボードは接続していないことが多く、サーバのメンテナンスの際には別のパソコンから接続することが一般的です。
1.3 現在のIT(2000-2020)
高速なインターネット
2000年を過ぎるとインターネット回線も整備され、高速な通信が実現できるようになりました。これにより、インターネットの利用シーンも大きく変わります。インターネット上で買い物をしたり、銀行の口座にお金を振り込んだり、さらにはブログやSNSといった新しい形の情報共有サービスが登場するようになりました。
コンピュータの小型化は進みます。2007年にApple社はiPhoneを発表します。iPhoneは従来の携帯電話とは一線を画すもので、携帯電話という枠を超えた小さなコンピュータであるといえます。iPhoneはユーザの好みに合わせてアプリを追加できます。カレンダーアプリで予定を管理したり、音楽アプリで音楽を再生したり、アプリ次第で様々な利用シーンを生み出すことができます。
iPhoneの登場後、AndroidというOSを備えた携帯電話も登場します。これらの携帯電話は、従来の携帯電話と区別してスマートフォンと呼ばれます。スマートフォンの登場以降、様々なサイズの機器が登場しています。
コンピューターの進化、ネットワークの高速化はクラウドと呼ばれる新たな概念を生み出します。クラウドとはデータセンターに配置されたサーバー群を抽象化したものです。サーバが抽象化されることで、利用者は物理的にデータセンターのサーバを区別する必要がなくなります。クラウド上に構築したサーバは、実際には複数のサーバを使って冗長化されているため、サーバ機材に故障が発生しても停止することなく動作を続けることができます。また、サーバの高負荷時には、一時的にお金を払ってサーバを増設したり、夜間など利用の少ない時間帯には不要なサーバを停止して費用を節約したりすることもできます。
1.3 未来のIT
IoT
モノのインターネットの時代はPCやスマートフォンだけではなく、様々な機器がWebに統合されることになります。最近ではテレビやエアコンといった家電製品をインターネット上で操作したり、電車に乗るときにはICカードを利用したりするようになりました。
AI
近年、人工知能の技術が急速に進み、様々な製品やサービスが登場しました。
SNS上で会話する「りんな」、囲碁のプロ棋士に勝利した囲碁対戦用AI[「AlphaGo」、正しい診断が難しい白血病を診断した「Watson」など、特定の分野においては人間と変わらない動作をし、人間を上回る能力を発揮しています。
従来のデータベース管理システムなどでは記録や保管、解析が難しいような巨大なデータ群を指します。ビッグデータを定義する要素として、Volume、Velocity、Varietyの3つのVがあげられます。単にデータ量が多いだけではなく、様々な種類・形式が含まれる非構造化データ・非定形型データであり、さらに日々膨大な量のデータが生成・記録されるという特性があります。